2011年に住宅に火災報知機の設置が義務化されてから10年。
その時に取り付けたご家庭も多いと思います。
電池の寿命が約10年。しかし、10年経った後、どのように電池切れのお知らせするのかわからない。また、メーカー側では10年で本体の交換を推奨している。。。
こちらの記事では、10年経過後の火災報知器の様子と対処した方法をお伝えします。
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聞いたことのない電子音
ある日。物が壊れることが多くなった我が家で、突然、電子音と何かの声が聞こえてきました。
ピッ「○○○○・・」
でも遠くて何を言っているのかわからない。
電子音は、給湯器の「もうすぐお風呂が沸きます」という声の前に鳴る音に似ていたので、給湯器のリモコンの前に行ってしばらく待っていたけれど、再度電子音が鳴った時は別の場所から聞こえてきました。。
電池切れ警報だった!
それ以降、音が鳴らず、何の音かわからずに放置。
数日後、しばらくして忘れていた時にまた電子音と声が!
しばらく動き回ったけれど、キッチン辺りで鳴っていることしかわからず。途方に暮れていたところ、天井で赤く光るものが。火災報知器が鳴っている!!
よく聞いてみると「電池切れです」と言っていました。10年後でもきちんと電池が切れていることを教えてくれるんですね!(注:そういう商品ですw)
火災報知器の設置基準
火災報知器の電池の寿命はおよそ10年。
住宅に火災報知機の設置が義務化されたのが2011年。その少し前から周知されていて、我が家でも2010年に設置したんですね。きっと。はっきりとした時期は覚えていないのですが。。(苦笑)
設置基準は市区町村によって違いますが、寝室と廊下は必ず設置すると決めている自治体が多いようです。我が家は寝室と階段の踊り場が近いので、階段の踊り場上部とキッチンに連動型の煙感知式火災報知器を設置していました。
価格調査
早速ネットで電池を探してみたところ、義務化された年に設置した方が多いようで結構出回っていました。
近所の家電量販店と比べるために店舗に行ってお話を聞いたところ
「出来れば、電池交換ではなく、本体交換をおすすめします。壊れて機能しないと意味がないので」とのこと。
確かにメーカーのHPにも書かれていました。
電池交換はお客様ご自身で交換できます。
ただし、住宅用火災警報器は古くなると内蔵電子部品の寿命のために火災を感知しない恐れがあり、約10年ご使用の場合、本体交換を推奨いたします。
住宅用火災警報器(電池式)の電池は交換できますか? – 住宅用火災警報器 – Panasonic
そこで、再度ネットで本体を探してみましたが、連動型ってお高い・・・。確かに購入した時も高かった印象はあるけれど、気軽にぽちっとすることは出来ず。
その後調べていると、単独型の火災報知器であれば格安だとわかりました。
例を挙げると、連動型の親器と子器の2台セットの価格の10分の1で単独型の火災報知器1台が購入出来ます。アバウトですが、2台で考えると、
連動型の親器と子器2台セット / 5 = 単独型の火災報知器 2台
電池交換
最終的に
我が家では
- 連動型(親器・子器)の2台の電池交換
- 単独型の2台を新規取付
以上の対応をしました。6千円ほどかかりましたが、また10年、安心して暮らせるのでは?
注意点
近所の家電量販店に行った際、同じ商品でも値段が違っていたので聞いたところ、年式の違いで安くなっているとのこと。
火災報知器は10年持ちますが、古い商品は電池が10年持たないので安くしているそうです。ネットで購入する場合、きちんと製造年が記載された商品を購入するようにしましょう。明らかに安すぎる商品は、電池が10年持たないかもしれません。
電池だけを購入する場合も、何年式なのかきちんと確認をしてから購入しましょう。
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