初めてでも大丈夫!ノートPCのバッテリー交換方法

practice

ノートパソコン(HP Pavilion15)のバッテリーが膨張してしまったので修理に出す方法を探していると、自宅でもバッテリーの交換が出来るとわかり、素人ですが交換にチャレンジしました!

結果は良好ですが、気を付ける点がいくつかあったので備忘録として交換方法を記録しておきます。HP Pavilion15のバッテリーを交換する方法を記載していますが、裏蓋のツメを外すコツがあるのでほかのメーカーのノートPCでも参考になると思います。
※本ページはプロモーションが含まれています。

裏蓋の外し方

裏のねじ ⇒ ディスクドライブ ⇒ ツメ の順番で外していき、最後に裏蓋を外します。

裏側のねじを外す

パソコンを裏返し、ねじを外します。全部で10本あります。見える位置には周りに8本、中央に1本の計9本しかありませんが、滑り止めをはがした中に1本あるので忘れずに。

ねじの位置を忘れてしまうので、外した通りに箱の中に置いておくのがおすすめです。

ディスクドライブを外す

中央のねじで固定されていたディスクドライブを、そのまま水平に左方向に引き出します。思っていたよりもスムーズに引き抜くことが出来ますよ。

ツメを外す。工具はボンドのヘラでも代用可

蓋とキーボードが付いている面は、ツメではまっている状態です。そのわずかなすき間に工具をはめ込んでツメを外していきますが、その際に金属の工具を使うと傷が付いてしまいます。

スマホのカバーを外す時に使う市販のプラ素材の工具を使用しましょう。

私も専用の工具を購入しようと思いましたが、既にバッテリーが膨張し、すぐに取り外した方がよい状況だったので、自宅にあったボンド用のヘラを使用しました。

割とうまく外せますよ。

ツメを外すコツ

ディスクドライブがあった位置からツメを外していきます。隙間にヘラを差し込み、そのまま反時計回りになぞっていきます。ディスプレイ下のツメは外れにくいですが、思い切ってヘラを差し込みます。焦らず、ゆっくりとなぞると徐々に外れていきます。

裏蓋を外す

周囲のツメが全て外れたら、バッテリーやCPUが付いているディスプレイ側を下にして裏蓋を外します。

バッテリーの交換方法

いよいよバッテリーを外します。作業手順は、バッテリーのねじ3本を外す ⇒ 赤丸のコードをバッテリーから抜く ⇒ 内臓電池の交換 ⇒ 内部の掃除 です。

バッテリーの交換

ねじを外し、バッテリーとつながっているコードを外した後、新品のバッテリーにコードを差し込み本体とつなぎます。(赤丸部分)

内臓電池の交換

ついでに黄丸部分にある内臓電池も一緒に交換するとよいです。

今回はCR2032でしたが、機種によって電池の種類が違うので確認をしてからバッテリー交換をすると、再度蓋を開ける手間が省けます。

内部の掃除

3年も経つと結構、埃が溜まっているので、ついでに掃除もしましょう。

とはいっても、あまりいじり過ぎると静電気が怖いです。ファンの部分の外から掃除機で吸い込みましょう。

元通りに戻す手順

裏蓋を被せツメをはめ込む ⇒ ディスクドライブを水平に差し込む ⇒ ねじを留める

今までの手順を遡りながら元に戻していきますが、適当にツメをはめ込むとディスプレイ側のツメが上手く入らないことがあります。

裏蓋と本体のツメをはめ込む際は、ディスプレイ側のツメからはめ込むと失敗せずにはめ込むことが出来ます。

ツメをはめ込んだら、裏返してディスクドライブを挿入します。水平にゆっくりと差し込みます。ねじを10本付けて、バッテリー交換の完成です。滑り止めに隠れていたねじを付け忘れないようにしましょう。

まとめ

バッテリーの交換なんて難しくて無理!と思っていましたが、きちんと理解して取り組むと簡単に出来ました!ノートパソコンは、たくさんのメーカーから出ていてバッテリーの交換方法も違いますが、ツメはどのパソコンにもあるので外す際の参考にしてください。

自己責任にはなりますが、皆さんの背中の後押しになれば幸いです。くれぐれも静電気には注意してくださいね。

追記

無事に出来たと思っていましたが、数日後、左の【ctrlボタン】が効いていないことに気が付きました。どうやら水平になっていなかったようです。再度開けて直しましたが、交換後すぐにきちんとキーボードが使えるかチェックをすると、安心して使えますよ。

ノートパソコンの違った視点での選び方はこちらの記事でどうぞ↓↓

コメント

テキストのコピーはできません。