カメラに適した湿度・保管方法とは?

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天気がよいと外出が増えて来ますね。さわやかで景色もよいので、色々な写真を撮影したくなります。

私も昔、カメラ女子が流行った頃にミラーレス一眼を購入して毎日のように撮影していました。

しかし、マイブームが過ぎ去ると、撮影するタイミングが伸び、今では年に数回・・・。

先日、しばらくカメラをいじっていなかったので久しぶりに撮影しようと手に取ったところ、カメラエラーの表示が!!定期的に電源を入れておけば大丈夫だと思っていましたが、思わぬトラブルに凹みました。。。

衝撃のエラー表示

愛用しているNEX-5Nでいつものようにシャッターを切ったところ、【カメラエラー】と出てしまいました。

かなり衝撃を受けましたが、落ち着いたところで調べてみると、結構多いエラーのようです。

症状

一般的には、電源が入っても操作が出来ないことや電源が切れないトラブルが多いようです。

我が家の症状は以下の通り。

  • 電源を入れて液晶メニューを表示出来る。
  • シャッターを押すことが出来る。
  • シャッターを押したとたん、カメラエラーと表示が出て操作出来なくなる。
  • 電源を切ることは出来る。
  • 再度電源を入れて、撮影した画像を再生して見ることが出来る。 

我が家では、割と出来ることが多くシャッターを切って撮影も出来ました。しかし、1枚写した直後にエラーが出るので、再度電源を入れ直す。その繰り返しです。スムーズに撮影が出来ません。

対処方法

調べてみると、SONYのエラーページに「システムエラー」/「カメラエラー」と表示された際の対処方法が載っていました。カメラエラーについての記事は載っていませんが、システムエラーの原因として

  • メモリーカードの転送速度の問題
  • カメラ内部の異常

が挙げられるとのこと。

STEP1動画撮影時に「システムエラー」と表示される場合お使いのメモリーカードの転送速度が遅いため、記録中のデータがメモリーカードに書き込めずにエラーメッセージが表示される可能性があります。

STEP1に該当しない場合、カメラ内部に何らかの異常が発生している可能性があります。カメラの電源を切り、バッテリーを取りはずし、約1分後に再びバッテリーを取りつけてから電源を入れてください。

https://knowledge.support.sony.jp/electronics/support/articles/S1110278035162

案内通り、まずメモリーカードを別のものに交換してみました。しかし、変化なし。次に電源を切り、バッテリーを外してしばらく放置しましたが、改善しませんでした。

改善しない場合は修理が必要とのことでしたが、NEX-5Nは修理期間が既に終了。。。機種によっては修理可能な場合もありますので、相談ページで確認してみてください。

修理業者さん


全国には様々なカメラ修理業者さんがありますが、SONYの機種を取り扱っているところは少ないです。。そんな中、フクイカメラサービスさんを見つけました。ネットで大体の金額がわかるところが良心的です。

しかし、調べたところ、24200円(税込み)!!

気軽に出せる金額ではありませんでした。。残念。。

カメラに適した湿度

カメラなどのデジタル機器は、高温多湿に弱く、梅雨の時期に何の対策もせずに部屋に飾っていると、レンズにカビが発生したり、本体の基盤に支障が出て寿命が縮まってしまいます。

現に昔、一眼レフ用のレンズを押し入れに保管していて、レンズの内部にかびが発生してしまったことがあります。

デジタル機器に最適な湿度は40~50%。普通に生活している状態では湿度が高すぎますが、防湿庫があると常に最適な湿度で保管することが出来ます。

常に適した湿度に保つ防湿庫


防湿庫は、庫内を一定の湿度に保ってくれる装置です。電源を入れっぱなしですが、電気代は1日1円弱でお財布に優しい♪

トーリハンと東洋リビング、ハクバから出ています。どのメーカーも特に変わりはありませんが、小型サイズの商品でもそれなりの大きさなので、設置場所を考えてから購入した方がよいでしょう。

我が家では、トーリハンの白いドライキャビを使用しています。2段式タイプで、下段にはかごが付いているのでアダプターや充電池などの小物やビデオカメラなども収納出来ます。

4年ほど使用していますが、常に45%ほどの最適な湿度に保たれています。

私のNEX-5Nもこの中で保管していたのですが。。。やはりこまめに使ってあげることが大事なのかも。。。

電気を使わない防湿庫

電気を使わずに保管する方法もあります。

カメラ用のドライボックスを購入し、乾燥剤とともに保管する方法です。定期的に乾燥剤を交換する手間はありますが、安価に保管出来ます。

最近のデジカメ市場

久しぶりにカメラ市場を覗いてみましたが、今はどのメーカーも10万円以上する本格的なカメラに力を入れているようです。2018年以降、昔流行った7万円前後のコンパクトなミラーレス一眼は、SONYやキヤノン、オリンパス、パナソニック、富士フィルムから出ていますが、昔よりも種類が減った印象でした。

オリンパスの事業撤退

2020/6/24には、オリンパスが映像事業を投資ファンドに売却するニュースも飛び込んで来ました。

オリンパスは、代表機種『PEN』のCMで宮崎あおいさんを起用し『カメラ女子』ブームをけん引しました。ほかのメーカーも苦戦していますが、ここに来て撤退とは残念です。

ニコンの国内生産中止

また、ニコンは一眼レフカメラ本体の国内での生産を2021年内で終了すると発表しました。

2020年のデジタルカメラ国内販売台数のシェアはキヤノンが1位、2位はソニー。ニコンは3位に落ち込んでいたのですね。長年、プロのカメラマンがキヤノンとニコンの機器を使用していましたが、ミラーレスにより力を入れていたソニーに軍配が上がったようです。

スマートフォンのカメラ性能

スマートフォンが広まり、カメラ性能が上がって来たこともコンパクトなミラーレス一眼が低迷した原因の一つです。

実際に私も、最近のスマートフォンはカメラ性能が上がり、十分な写真が撮れると感じています。今回、買い替えも考えましたが、最近はスマホのカメラばかりでそれほど頻繁にデジイチを使っていないので、壊れかけたNEX-5Nを使うことにします。

まとめ

エラーや動作不良が出た場合

  • メモリーカードのチェック
  • バッテリーのチェック
  • 修理の検討
  • 買い替えの検討

以上の点で対応をしてみてください。メモリーカードとバッテリーの確認をして直った方もいるようなので、あきらめる前にチェックするとよいかも。

カメラやレンズの保管

最適な状態で保管する方法は2通りあります。 

  • 電気代は掛かるが、自動で湿度を保つ防湿庫で保管する。
  • 手間は掛かるが、定期的に乾燥剤を交換するドライボックスで保管する。

どちらもメリット・デメリットがありますが、長く愛用出来るように適切な湿度で保管してあげてくださいね。

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