いい天気が続くと、アクティブに行動したくなりますよね。同様に虫たちの行動も活発になって来ます。暑さとともに蜂の姿を見掛ける機会も多くなって来ますが、実は蜂は春先から行動しています。
きれいに咲き誇る花の蜜を取りに来るだけではなく、密かに巣を作るのに最適な場所も選定しているのです。
先日、ふと空を見上げると、外壁に黒いものが。。よーく見てみると、それは蜂の巣!!まだ作り初めのようです。そんな時どうしますか?蜂の巣を見つけた時は慌てず、素早く巣作りを防ぎましょう!
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蜂の習性
巣を発見しやすい場所
蜂は、物陰になっている場所を好んで巣作りをします。家の軒下、天井裏、床下、庭の木、塀、生け垣、箱の陰、エアコンの室外機などが多いです。春先から活動を始めるので、週に1回は見回りをするとよいでしょう。
中には土の中に巣を作る蜂もいます。花壇やプランターの土の中に作ることもあり、うっかり踏んで刺されることもあります。くれぐれも注意してください。
巣の大きさ
蜂の種類によって巣の大きさは違いますが、15cm~60cmほど、中には1mを超えるものもあります。大きくなってからでは自分で駆除出来なくなるので、大きくなる前に発見出来るようにこまめに外を見回りましょう。
発見したら?
発見したら、まず大きさを確認します。
ミツバチの巣は、段階を経て徐々に大きくなっていきます。まずは根元。壁と巣を繋ぐ茎のような部分を作ります。次に巣の根元の部分。そこから徐々に丸みを付けながら大きくなっていきます。
巣がまだ小さい場合の駆除方法
我が家で見つけた作りかけの巣。
幸い、今回発見した時はまだ作り初め。
まだそれほど大きくなっていなかったので、長い棒で突いて落として駆除出来ました。。。大きさはわずか2cmほど。それでも16個ほどの穴が確認出来ます。
その後、巣がなくなったことを知らない蜂が戻って来て辺りを飛び回って巣を探していました。急に巣がなくなったので困惑している様子。しばらくして飛び立っていきましたが、これ以上大きくならなくてよかった。。。(汗)
少し大きな巣の場合は、市販の殺虫剤で駆除
まだ大きくない蜂の巣は、市販の殺虫剤である程度駆除出来ます。
最近の殺虫剤は10mほど先までスプレー出来ます。失敗することは稀で、遠くから噴射出来るので蜂がいても安心してスプレー可能です。しかし、スズメバチは専用のタイプでなければ効きません。
大きすぎて自分では駆除出来ない場合
巣がまだ小さな時は棒で取り除くことが出来ますが、大きくなってしまうと自分では難しいです。
7月を過ぎる頃には巣が大きくなり、働き蜂が羽化し始めます。動きが活発になってから個人での駆除は危険なのでやめましょう。お住いの地域の駆除業者さんにお任せすることをおすすめします。
その際は、遠くから写真を撮って事前に状況を伝えましょう。蜂によって対処方法が違うため、事前に蜂の種類がわかるとよりスムーズに駆除出来ます。また、自治体によっては公共場所でなくても駆除可能な場合もあるようなので、確認をしてみるとよいでしょう。
巣を作られないための対策
蜂は、一度巣を作った場所に再度作ることが多いです。作られた場所には市販の蜂に効く殺虫剤をスプレーしておくとその場所には巣を作られません。1か月ほど効果が持続するので、頻繁に巣作りをする時期に軒下などにスプレーをしておくと安心です。
蜂の巣対策におすすめの殺虫剤
色々なタイプが出ていますが、駆除と巣作り阻止効果があるタイプがよいでしょう。
ちなみに我が家で使っている殺虫剤はこちら。蜂にはもちろん、蜂の巣を作らせない効果もあります。
10m先の蜂や巣にも届くので、通常では届かない軒下に作られた場合も脚立なしで噴射出来ます。
今年も使用済み。実は去年使用した際、不安で何度もスプレーしてしまい、1つの巣を撃退するのに使い切ってしまいました。
実際に蜂の巣を駆除する際、慌てているので記載されている時間よりも多く噴射してしまいます。途中でなくならないように、大容量のタイプを購入しておくとより安心です。
※こちらのタイプはスズメバチには効きません。
まとめ
今回は、蜂の巣を見つけた時の対処方法をご紹介しました。
巣が大きくなってからでは対処出来ないので、何よりも早めに見つけることが重要です。安心して過ごせるように、こまめに外壁を見回り、巣作りを初期で食い止めましょう!
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