小さくても引き出しが出せるワークデスク

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今回は、引き出しの付いたワークデスクを作ります。引き出しは嵌め殺しではなく、きちんと出し入れ出来るようになっています。寸法の詳細はありませんが、カッターマットの1マスが1cm×1cmになっているので、参考にしてください。

まだどのような部屋に使うか決めていませんが、この家具を基に小さな世界を想像していきます。どんな風に仕上がるか楽しみです★

この記事では、工作用の木材を使った引き出し付きのデスクの作り方を紹介しています。本物らしく見えるコツも紹介しているので、参考にしてください。

作業の流れ

大まかな流れは以下の通りです。

私は実際に、1日目は足を付けるまでに4時間、2日目は残りの作業を1時間、計5時間ほど掛かりました。

  1. 材料をカットする
  2. 引き出しを作る
  3. 引き出しを入れる部分を作る
  4. 足を付ける
  5. 引き出しに取っ手を付ける
  6. 天板を付ける
  7. ニスを塗る

作業の詳細

材料は、100均で売っている工作用の木材と、アルミのワイヤーのみです。アルミワイヤーは、ブラウンで太さ1mmのものを使用しました。

他に、木工ボンド、カッター、カッターマット、やすり、ニス、ペンチが必要です。出来れば、工作用のクランプがあるとより強力に接着出来ます。

では、作業の流れに沿って実際に作ってみましょう。

材料のカット

材料をカットします。全て100均で売っている工作用の木材です。

  • 天板
  • 引き出し2つ分
  • 足4本
  • 引き出しを入れる受けの部分

マスが1cm四方になっているので、左を参考にカットします。天板は40mm×21mmです。

引き出しと引き出しの受けの作成

引き出しを作る際、上の面を合わせて、取っ手の付く面の下部を下げて接着します。(左写真参照)

引き出しの受けの側壁は受けの底の上に垂直に貼り付けます。背板は底の側面に貼り付けます。

天板が平らに接着出来るように、背板と側壁の上部を面一にします。

足の接着

引き出し受けの上部に合わせて4本の足を接着します。

引き出しの底には薄い板を2枚張り合わせましたが、厚手の画用紙でもOKです。

引き出しの出し入れをしやすいように、中央に壁を付けます。

引き出しの取っ手

取っ手は、アルミのワイヤーで作りました。接着中に傾かないように上を向けて乾かします。

天板の接着★本物らしく見えるコツ

いよいよ天板の接着です。

ボンドを付けた後、出来れば工作用のクランプで挟んで乾かすとより密着出来ます。

実は、天板は下の部分より少し大きめになっています。建築で重要な部分のチリを確保するためです。

建築業界では、木材同士が当たる箇所では面一で仕上げるのではなく、チリを取って仕上げます。ここでも天板が足などよりも少し出るように貼り付けてください。チリを取ることでより本物らしく見えます。

完成

全体にニスを塗って完成です。

今回は、艶消しの半透明のニスを塗りました。引き出しが出しにくい場合は、引き出しの上部をやすりで少し削って調整してください。

わかりにくい箇所がありましたら、お問い合わせよりご連絡いただければもう少し詳しく説明をいたします。

このデスクを使って、どんな部屋を完成させようか、今から楽しみです♪

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