しだれ桜・・・旅屋おかえり/原田マハ

creation

2012年4月に刊行、2014年9月に文庫化された原田マハさんの小説です。2019年には、第12回エキナカ書店大賞を受賞されています。2022年にはドラマ化されましたが、BSでの放送で見ることが出来ず。。。地上波での再放送希望です!

2022/05、2023年に続編、長野編と兵庫編が放送になると発表がありました。その時には秋田編、愛媛・高知編が再放送されるといいな。。

あらすじ

元アイドルだけれど、今はちょびっ旅という番組一本のみの崖っぷちタレント、おかえりこと丘えりか。出身は北海道の礼文島です。しかし、自身の失言からスポンサーの怒りを買いその番組が打ち切りになってしまう・・・。

そんな中、電車の中でファンからの手紙に熱中し、全財産が入ったバッグを置き忘れる事件発生。運よく拾ってくれた女性が届けてくれました。その女性から代わりに旅に行って欲しいという依頼が舞い込み、旅に行けない人に代わって旅に行くことに。

テレビ番組の用意された旅ではなく、ぶっつけ本番で行く旅。その先々で色々な出来事が起こります。おかえりが持っている素質なのか、一人旅の醍醐味なのか。。その最初の依頼で大成功を収めたよろずやプロは、本業として【旅屋】を始めることになります。

しかし、順調に依頼が舞い込んでいる中、打ち切られたスポンサーから依頼が。。

依頼人の願いを全力でかなえようとするおかえり。最後までおかえりの旅から目が離せません。今回もまた泣かされました。ティッシュ必須です!!

しだれ桜

本格的に旅屋を始めることになったきっかけである最初の依頼。秋田県角館のしだれ桜をつくることにしました。私自身、まだ行ったことのない土地なので実物を見たことがありませんが、ネット上の色々な写真を拝見し、作りました。

天然記念物

角館のしだれ桜は国の天然記念物なんですね。

(参考:文化遺産オンラインhttps://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/171445

しだれ桜といっても、種類があるんだとか。(無知な私はしだれ桜という種類かと思っていました。。)画像を見ていると、一重の桜と八重の桜がある。角館のしだれ桜はどちらだ??

調べたものの実際に行かないとわからないので、上記文化遺産オンラインの解説を参照。「エドヒガンのシダレ」とのことで一重の桜で作ることにしました。(ちなみにソメイソシノは、エドヒガンとオオシマザクラの自然交配によって出来た品種らしい。)

と決めたものの、あまりにも小さくて一重とか八重とか区別が出来ませんでした。。。最初にアルミの針金で桜の木の大まかな形を作りましたが、その桜の木の大きさでは、花の大きさが1mmにも満たなかったのです。調べたところ、実際の花径は15mm~25mm、花びら5枚、めしべ1,おしべ数10本、一総に付く花の数は2,3輪。と、細かく調べたんだけれど、作ることが出来ず残念。。

仕方がないので、小さく丸めた桜色の粘土を茶色の糸にボンドで付けて枝から垂らす。これを繰り返して仕上げました。しかし、たくさん付けた割に花の数がまだ物足りない。たくさんの花をつける自然の桜ってすごいですね。

角館らしさを追求するため、生け花ではなく、武家屋敷をイメージして作りました。

本来ならこの塀の下には石を積み重ねた土台があるのですが、今回は端折っています。

塀はダメージ仕上げをして長い年月を表現しました。

一重の桜の花

しだれ桜、完成はしたものの、枝に豆粒が付いている状態なのであまり納得出来ず・・・。そこで実際に桜の花を作ってみました。

一応、花びらの端から端までで15mm。思っていたより少し小さめ。めしべは1本、おしべは10本作りました。おしべは木綿糸の先に黄色い絵の具を付けただけ。結構それっぽく見えますね。

作っているうちにお花見に行きたくなりました。車窓から見ることはあるけれど、しばらく実物の桜を間近で見てないな。来年の春には久しぶりに近所の桜を見に行ってみようかな。

旅行もご無沙汰しているので、来年には気軽に行けるといいですね。まだまだ自分の足で行くことが出来るのだから。我が子たちがみんな巣立ったら、実際に角館のしだれ桜を見に行きたいです。もちろん、天気のよい時に♪

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