ドールハウスよりも小さいミニチュアアート

少しパソコン内部の写真を整理していたところ、昔製作したミニチュアアートの写真が出て来ました。懐かしい・・・。

ところで、ドールハウスの定義はご存知でしょうか。

この記事では、ドールハウスの定義やミニチュアとの違い、昔懐かしいリーメントのぷちシリーズや、ミニチュアアートについて紹介しています。楽しいミニチュアの本も紹介しています。

ドールハウスとは

本格的なドールハウスは、女の子のおもちゃとして19世紀頃から作られていました。(一部16世紀説もあり)

ドールハウスの寸法

ドールハウスでは、実際の寸法の1/12が標準になります。

1フィート(12インチ)が1インチに縮小して作られたことから全世界で統一されています。例えば、一般的な畳910mm×1820mmは、ドールハウスでは約76mm×152mmになり、『ミニチュア』と言って想像するよりも大きな印象になります。

とても身近なドールハウス

日本では、シルバニアファミリーのお家が有名ですよね。エポック社から出ているシルバニアファミリーは、日本の実際の住宅が欧米よりも小さいことを考慮して、1/12スケールのドールハウスをさらに1/15に小さくして作ったそうです。

実際に我が家にある『赤い屋根の大きなお家』の扉を計ってみると、現実の玄関ドアの高さ2100mmに対して約1100mmでした。

このお家、可愛らしいのですが、大きくて飾る場所がないので、棚にしまわれたままです。。もったいない。。

ミニチュアとは

ミニチュアとは、縮尺模型のことです。実際の大きさを同じ縮尺で小さくしたものを指します。

例えば、一般的な建築模型は、建物の規模に合わせて1/50~1/100で作られています。

既定のないミニチュアアート

こちらのミニチュアアートは、背板を10cm×15cmにして土台を決めてから製作しました。一般的な居室の天井高は2400mmですが、3000mmとして考えて1/20のスケールで作っているので計算がとても楽です。

例えば、下部写真の玄関ドアは、実際には2100mmですが、ミニチュアの中では105mmで作っています。

ドールハウスの1/12からは外れてしまいますが、計算が複雑になるよりも作りやすいことが一番です。また、家全体を作るとなるとかなり根気が必要ですが、家の一部を作れば気軽に作れて飾りやすいです。

このくらいのサイズであれば、玄関やリビングの棚の上などに気軽に飾ることが出来ます。作るのもそれほど時間が掛からず、何より、この大きさじゃなくちゃいけない!ということがないので気楽に作れます。

本物そっくりな食べ物のミニチュアが載った本

ミニチュアと言っても、建物だけではなく色々なものがあります。

代表的なものは、食べ物系でしょうか。最近は、インスタグラムに小さな食べ物を載せる方も多いですね。

【田中智のミニチュアコレクション】

田中智さんは、本当に美味しそうなものを作られています。自分で作らなくても、見ているだけで幸せな気持ちになる本です。本当に美味しそうなので、よだれに注意してください!食べ物だけではなく、家具やキッチンも作られています。

ペットボトルで小物や家電

【レトロ家電とミニ雑貨】

こちらは、200mlのペットボトルを使うなど、思っていたよりも大きなサイズでしたが、参考になるものが多く、たくさんのアイディアが浮かんで来ました。

タッパーや昭和家電など、懐かしいものがたくさん載っていて思わず笑顔になりますよ♪

リーメントのぷちシリーズ

昔でいえば、15年くらい前に流行っていたリーメントから出ていた『ぷちサンプル』シリーズが有名です。我が家にもまだ残っています。冷蔵庫も出ていましたが、女児玩具の人形用にピッタリのサイズでした。(我が家に眠っているぷちシリーズ、探し中です(笑))

調べてみると、今でもぷちシリーズは継続していました!興味のある方は、検索してみてくださいね。

まとめ

ドールハウスは、基本的な縮尺が決まっていて型に当てはまらないとドールハウスとは呼べませんが、ミニチュアアートは作り手が好きな縮尺で世界を作ることが出来ます。アバウトに作ることが出来る点がよいですね♪

ミニチュアの小物の作り方をアップしました。お時間のある時に覗いて見てください。

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