使い捨てマスクが長く持つマスクカバー

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マスクでの生活が長引く中、使い捨てマスクを1回で捨てることはもったいないですよね。皆さん、上からハンカチを被せるなど、何回か使えるように工夫をされていますが、ずり落ちたりしませんか?既製品も出て来ましたが、好みのものが見つからず、気軽に購入出来る価格でもないので二の足を踏んでしまいます。

そんな時、簡単にマスクカバーを作ることが出来れば、悩みは一気に解決♪というわけで、今回は余り布で簡単にマスクカバーを作る方法をご紹介します。ミシンが無くても手縫いでOK。手作りであれば自分好みのマスクカバーが手に入りますよ♪

適した布選び

布は、表地・裏地・使い捨てマスクを挟める袋地の3種類必要です。

  • 袋地は、直接口元が当たるのでやわらかなダブルガーゼが適切でしょう。
  • 表地は、夏の暑い時期には通気性のよい麻素材が適しています。冬は、温かな季節に合わせた素材を選びます。冬用マスクカバーは、表地と裏地の間にキルト芯を入れると、保温効果があります。
  • 裏地は、表地と袋地の間にある生地です。使い捨てマスクを入れやすいように薄くて滑らかなローン素材が適しています。

縫う手順

  1. 布3種類を裁断(表地・裏地・袋地)して縁の処理(手縫いの場合はしなくてもOK)
  2. 3種類をそれぞれ中央で縫い合わせる。
  3. 3枚の中央をそろえて重ね、上下を縫い合わせる。
  4. 裏返して周囲の縁を縫い押さえる。
  5. 袋に使い捨てマスクを入れ、中で広げて完成

布の裁断

型紙に沿って、表地・裏地・袋地の3種類をカットします。今回は、折りたたむタイプではなく、立体的なマスクカバーを作ります。中央でわかれていて、それぞれ2枚ずつ必要です。

中央で縫い合わせる

ほつれないように縁の処理をします。手縫いの場合は、縁の処理をしなくてもOKです。また、薄いローン生地もほつれる心配がないのでしていません。2枚を中表にして中央で縫い合わせます。

袋地の両端を三つ折りにして縫う

袋地の両端は、使い捨てマスクを入れる口になります。組み立てる前に三つ折りにして処理しておきます。

中央で縫い合わせた後は、裏で縫い代を開いて両側をミシンで押さえます。これで、何度洗っても縫い目が開いたままで見た目もきれいです。

3枚重ねて上下を縫う

中央の縫い目をそろえて3枚一緒に縫います。その際、上から表地(裏側を上)・袋地(表側を上)・裏地(表側を上)に向けて縫います。順番を間違えないように気を付けてください。

マスクカバーの上下を縫い終えたら、表地と袋地の間に指を入れて裏返します。

整えて完成

裏返した状態。残りは端の処理だけ。

裏返した端をきれいに始末して、周囲4辺をぐるりとミシンで縫って押さえます。使い捨てマスクを入れ、中で上下に広げて完成です。

まとめ

思ったよりも簡単ではないですか?暑い夏は、出来るだけ薄く通気性のよい素材で作ると快適に過ごせます。表地に刺繍をしたり、レースを付けたり、工夫次第でお好みのおしゃれなマスクカバーが出来ますよ♪

参考画像です。(PDFの脆弱性からおまけの型紙は廃止いたしました。)

参考までにおおまかな仕上がり寸法は、横12㎝×縦13.5㎝です。

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